福祉国家から福祉社会へ 4
昔、子供が親の面倒を見ていた頃は、老人が少なかったうえに、子供が多かったからできたのです。
今は兄弟のいない子供も多いでしょう。
これからは、一人っ子同士の結婚が珍しくなくなります。
こうなると、どうなるでしょうか。
男の方も女の方も一人っ子で、親は双方2人ずつ、計4人です。
しかも人生80年の時代ですから、じいさん、ばあさんも確実にいて、これは8人になります。
それにときにはひいじいさん、ひいばあさんがいます。
一組の夫婦に何人乗っかることになるか・・・。
精神的なことは別にして、少なくとも経済的には、子供に面倒を見てもらうということは、これから一般的にはあまり望めないでしょう。
そうなると、これから非常に重要なものは、地域の共同体でしょう。
地域共同体は、近頃よくコミュニティといわれます。
これも最近よくいわれるボランティアは、主としてこの地域の助けあいにかかわっています。